８月に入り、いよいよ夏本番となりました。子ども達は暑さを気にせず、毎日元気いっぱいに遊んでいます。

夏は子ども達を成長させる不思議なエネルギーを持っているようです。夏ならではのいろいろな遊びを経験して元気に過ごしたいと思います。

暑い時は疲れやすいので、早寝早起きを心がけ、できるだけ規則正しい生活を送るようにして、この夏を乗り切りましょう。

＜いいこと悪いことをはっきり伝えよう＞

「子どもが騒ぐから」や「ちょっと時間がないから」「言うことをきかないから」などの理由で、その時々によって、子どもの良い行動や悪い行動への対応が違っていたりすることはありませんか。

子どもは一貫したルールを繰り返し教えてもらうことで、物事の良し悪しを覚えて学習していきます。その時々で大人の対応が違うと、子どもはどうしていいかわからなくなり、して欲しくないことをつい繰り返してしまいます。

子どもにルールを伝える時のポイントは、表情や口調を有効に使ってわかりやすくすることです。ほめる時は笑顔で拍手をしたり、頭をなでたりして少し大げさなくらいに表現し、叱る時はくどくど言わずに厳しい表情を作って、少し低めの口調で「だめ」ということをはっきりと伝え、同時に何がいけないのか、どうしたら良いのかを教えてあげましょう。

時々園で耳にしますが、子どもに注意をする時に「先生に怒られるから○○してはだめよ」と言っている方がおられます。このような注意の仕方ではなく、なぜしてはいけないのかをしっかりと教えてあげてください。