保育のワンポイントアドバイス

『水分補給』

　汗をたくさんかく季節は、こまめに水分補給をすることが大切です。子どもは遊びに夢中になって水分をとることを忘れがちです。夏を元気に過ごすためにも水分補給をきちんとしましょう。「汗をかく前にこまめな水分補給」を夏の約束ごととして暑さを乗り切りましょう。

『熱中症に気をつけよう』

　熱中症は気温が高かったり、激しい運動をしたりして体の中にたくさんの熱が発生することが原因でおこります。一番大切なことは予防です。赤ちゃんや小さい子どもは、絶対に車の中に置き去りにしてはいけません。外出時には帽子をかぶり、直射日光を避け、水分と塩分をこまめに摂るようにしましょう。
熱中症・熱射病は６・７月が一番多くみられるようです。

『夏に多い感染症』

＊ヘルパンギーナ
　高い熱とのどの痛みが特徴です。口の中に水疱ができます。のどの痛みのため食事しづらいことがあります。
＊咽頭結膜炎（プール熱）
　アデノウイルスによって起こります。３９度以上の熱が出て、のどが赤くなり、結膜炎を起こします。
＊手足口病
　手のひらや足の裏に発疹や水疱ができます。熱が出る場合もあります。
＊流行性角結膜炎（はやり目）
　ウイルス性の結膜炎で、まぶたの腫れや異物感、痛み、充血のほか目やにで目が開けられないこともあります。感染力が強いので医師の許可が出るまで登園停止になります。